今回はボカロ病み曲!
一途な愛の表現がちょっぴり過激なヤンデレ曲や
人生の葛藤がしんどい時に聴きたい曲をご紹介をします。
恋愛から人生、はたまた別の世界の物語まで、
多くの人を魅了してやまない深淵をごらんください。
現在も大人気のこちらの曲は、DECO*27の「乙女解剖」です。
2019年と比較的新しめとはなっていますが、代表的な病み曲です。
サビのメロディーは一度聴いたら、頭から離れないようなキャッチーさがあり、
歌詞もイラストも可愛さと仄暗さがあり、聴いた人を虜にします。
Neru氏の「東京テディベア」は鏡音リンの芯のある力強さがカッコいい曲です!
孤独な主人公の愛されたい気持ちと愛されるために作った自分との葛藤が痛烈に伝わる歌詞と、
タイトルの可愛らしい単語であるテディベアのギャップが、ダークな世界観を演出しています。
愛されたいというシンプルで誰にでもある欲望と孤独が多くの共感を呼び、当時の若者から絶大な支持を得ました。
続いての病み曲は、ハチ氏と「結ンデ開イテ羅刹ト骸」です。
ハチ氏は、マトリョシカやパンダヒーローなど、
独特の世界観と不思議なリズムの曲を多数輩出しています。
テーマは「違和感」と「無邪気」のようで、和で楽しい雰囲気の裏に、狂気を感じます。
版画のようなイラストも相まって、おどろおどろしさ満点です。
「や や や や 嫌 嫌 嫌」のような言葉遊びじみたリズムはハチ氏らしいです。
カンザキイオリ氏の「命に嫌われている」は、命、人生について考えさせられるストレートな歌詞が多くの共感を呼び、支持された一曲です。
こちらの曲は歌い手のまふまふさんによって、紅白歌合戦で歌われました。
綺麗なインストと丁寧に表現された歌詞が、シリアスに私たちに問いを投げかけます。
一見病んでいるような歌詞ではありますが、最後に行くにつれて背中を押してくれる優しさがあります。
きくお氏の「天国へ行こう」は、パレードのように音やリズムが楽しいのに、
歌詞の圧倒的な狂気にぐんっと引き込まれる曲です。
MVのイラストも可愛くファンタジックだけれど不気味なので、曲とマッチしています。
天国へ行こう♪のメロディーは頭に残ってある種トリップしてしまうような感覚に。
明るく病みたいならこちらの曲、かなりオススメです!
OSTER projectの「狐ノ嫁入リ」は人間に恋した狐の歌です。
冒頭の朗読はなんと声優の沢城みゆき氏!一気に物語に引き込まれます。
曲調は和ロックで、鏡音リンの張りのある強さをもった歌声がマッチしています。
人間に化けた狐の恋を描いた歌詞は、ラストには悲しい結末を迎えます。
今回の病み曲の紹介はいかがでしたか?
暗く沈んだ気分は人生で絶対にあるものですが、そういったときに寄り添ってくれる曲や、
さらに憂鬱の底に沈めてくれる曲がボカロにはたくさんあります。
ボカロならではの物語的表現の曲で考察してみてみるのもいいかもしれません♪
憂鬱や闇にどっぷりと浸かりたいときには、ぜひ聴いてみてください!